書けない県名 岐阜。読めない地名 付知(つけち)。 マイナーだなんて言わないで!!
清流あり。渓谷あり。季節の味ありで、癒しスポットも多し!!
秋らしさをいちだんと肌身に感じる今日この頃。
朝晩の風こそ季節の移り変わりを感じる一番の要因ですね。
さて、ただ今(2021年9月)岐阜県内は緊急事態宣言発令中(2021年9月末で解除予定)なので、お店なども協力休業中だったりといつもの秋と比べて少し淋しさを感じます…。なので今回の散歩も「訪ねる」ではなく「紹介」という形で進めていきますね。
今回は秋の味覚 栗 をご紹介。
古来から食料として親しまれてきた木の実の中でも、わりと身近な存在である栗。
シンプルな調理から手の込んだ一品まで利用方法も広く、ホクホク食感は秋らしい味覚として老若男女問わず人気です。
最近では、マロンクリームをそうめんのように長く長ーくした贅沢モンブラン(この季節の市内和菓子屋さんやカフェで見掛けます)や、高く高ーくしたモンブラン(中津川市近隣の和菓子屋さんやカフェで見掛けます)など、姿形もそれぞれに。
サルカニ合戦の焼栗さんのような勇ましいイメージの栗よりも、おしゃれな”マダム風栗子さん“のほうがイメージに合うように思えます。
栗きんとん発祥の地
中津川市は、岐阜県東農地方の中で最も栗菓子が有名な土地柄で、なかでも「栗きんとん」なるものは発祥の地(中津川駅前に石碑あります)(八百津説もあり)とさえいわれる場所なのです。
市内には栗畑が広がる地区もありその盛んさが伝わってきます。
5月には形も香りも独特の花を咲かせ、8月頃にはイガも大きくなり、9月頃から収穫期を迎えます。
それと同時に市内町内の菓子屋も、秋の味覚をスイーツへと変える作業で日々暮れていくようになります。
付知町内の主に3店舗の菓子屋で栗きんとんの製菓が始まるのもこの季節。
ところで、みなさんは「くりきんとん」と聞くとどのような食べ物が頭に浮かびますか?
「栗金飩」ですか?「栗金団」ですか?_
これ、どちらも「くりきんとん」なのですが、一般的にはおおよそ下記のように言われています。
きんとんの漢字は「金団」と「金飩」
●栗金団は、ムキ栗を粘度の高い黄色のさつまいもで和えたもの。縁起物としておせち料理に使われる。全国的な「くりきんとん」のイメージになっている。
●栗金飩は、基本的な作り方はムキ栗だけをつぶして裏ごしして作る。家庭やお店によってこだわりや伝統があり有名店や老舗も多いため食べ比べなど楽しめる。1個200円以上するちょっとお高い和菓子。
ふむふむ、なるほど!✨
この地域に住んでいる私達は「栗きんとん」と言えば「 金飩 」の方で、「金団」を連想する人のほうが少ないのです。
当たり前だと思っていた栗きんとんでも、地域によってこんなに違うだなんて、郷土ならではの味覚とはおもしろいですね。
(ちなみに、9月9日は栗きんとんの日ですよ!)
田舎ード(いなかーど) で巡る付知町
付知町内で栗きんとんを作っている3店舗は歩いて巡れる範囲にあるので、お店ごとの味を楽しむのもいいですね。
そこで!!おすすめしたいのが、当ブログを運営している株式会社ゴシンボク発行の
「田舎ード(いなかーど)」です!✨
当スタッフも実際に巡ってみました。
その詳細は、姉妹店の「古民家カフェ&ゲストハウス付知ばあちゃんち」の公式ホームページ(https://tsukechi-kominka.com/)のスタッフブログに載っていますので、あわせて読んでみてくださいね。⇒【バトラベラー田舎ード】新しい付知の楽しみ方 | 中津川市の古民家カフェ&ゲストハウス│付知ばあちゃんち (tsukechi-kominka.com)
バトラベラー田舎ード⇒https://inacard-battle.amebaownd.com/