ページの向こうのみなさんは、付知町や「さとのこ。」に少しずつ興味を持ちはじめた頃でしょうか?
え?まだ??
でしたら、私と一緒にオンライン付知散歩しませんか?
はじめまして。今回から「さとのこ」を担当することになりました、「私」ことわたしです。普段はバスガイドをしていますが、現在2021年は未曾有のウイルスが世の中にはびこっておりまして・・なかなかお出かけもままなりません。そんな中ではありますが少しでも付知のことをみなさんに知ってもらえればと思い、月刊紙さとのこ(私の手書き紙媒体。機会があればこちらにも載せますね)・さとのこブログ(さとのこホームページ内のブログ)を始めることになりました。みなさんの今後の参考いなれば幸いです。
では、さっそく✨
書けない県名 岐阜。読めない地名 つけち。 マイナーだなんて言わないで!!
清流あり。渓谷あり。季節の味ありで、癒しスポットも多し!!
そして、川に流れていく物も多し・・・(釣人さんの手からうっかり流れてしまうのです・・・)
さて、今年も渓流釣りファン憧れの川“付知川”で、太公望のみなさんが待ちに待った鮎釣り解禁を5月29日に迎え、連日川べりのあちこちで着替えるおじさん達は、もはや付知川の風物詩!!
鮎のなわばり争いの習性を上手く利用した「親鮎作戦」で、1日40匹以上釣り上げる人も。そして、川に入る釣人を観察すると・・・ほどほどに離れた微妙な位置取りは、まさにソーシャルディスタンス。鮎との真剣勝負で自然と身に付く距離感は、お手本になりそう。
あちこちにはしなやかに川にたつ釣人の姿が
眼光するどく流れに立つ姿はしなやかに美しいが、そこには鮎と釣人との駆け引きがあるのでしょう。(ただし、油断すると色々流れていくのです・・・タモとか竿とか着替えとか・・・)
そういえば、私の父も釣人で、よく青竹にのせた川魚を持ってきてくれました。
そんな父は「鮎は流れを釣るんやぞ」と言います。
釣人でない私にはよく分からないけれど、なんかカッコイイじゃーん✨
そんな事を思いながら付知川の流れに立つ釣人をながめられるのも、この季節ならではの風景ですね。
付知川は国道257に沿って流れており、その道筋で目に付くのが「親鮎あります」「おとり鮎」の看板。
鮎釣りには欠かせない相棒を取り扱っていて、付知川の鮎釣り人気を物語っています。
しかし、私は釣人ではないのです・・・釣るどころか、生魚を上手につかむ自信すらない素人。
やな場での(川魚)つかみ取りさえ苦手なのです。
そんな人は別の方法で鮎を楽しみましょう。
鮎は別名「香魚(こうぎょ)」と呼ばれていて、スイカのような芳香に例えられます。
食べ方も、刺身、うるか など、ご当地でしか味わえないものから、塩焼き、甘露煮などさまざまな形で楽しめますが、私は断然塩焼きが好みです。
付知町内にも鮎料理をうたう場所は多くあり、本格的な座敷でのコース料理から、露天焼きの食べ歩きテイクアウトまで様式はさまざま。
下ごしらえや焼き加減はプロの方にお任せして、私達は目の前の塩焼きを楽しみましょう。
では、目を閉じてイメージ・・・イメージ・・・
赤々とゆらめく炭火に、串に刺さっても尚つやめく鮎の姿。尾とヒレにふられた塩が白さを少しずつ増していく。
ひと滴、ふた滴とうま味が炭にしたたるたびに、ジュッと聞こえる焼き加減。
天然鮎がもつ独特の香りが、煙の匂いにまぎれて鼻先をさわがせ始めると・・・
(はじかみやおろし、すだちなど薬味とともに)青葉にのせられたまだ串の刺さったままのあつあつ焼きたての鮎 が目の前に!
マナーに気取られず頭からまるごといくも良し。串のままかぶりつくも良し。きれいに開いて食べるも良し。
鮎のおいしさは内臓に含まれる香味で決まるといわれ、内臓を抜かずに出される事が多いため、迷ったらお店の人に聞いてみるといいでしょう。(先に書いたように、内臓も鮎のおいしさに含まれるため)ハラワタの苦みが好きな人も結構多く、最後に残るのは塩の付いた尾だけという見事な食べっぷりの人もいます。
そして、旅の土産にするなら甘露煮がおすすめ。
こちらは頭から尾まで柔らかく骨にも気付かない程で、老若で楽しめます。
さて今回は、鮎の解禁とともに太公望だけでなく多くのみなさんに人気の納涼名所付知川沿いを一緒に散歩しました。
上流にはエメラルドグリーンの深く美しい色「付知峡ブルー」の付知峡があります。
数々の吊り橋やキャンプ場でにぎわう、川沿い1の人気スポットなので、またご一緒しましょうね。
次回は 付知川上流と付知峡 の予定です。
今後、さとのこ。ブログ「バスガイド私とオンライン付知散歩」では、付知町を身近に感じてもらえるように、目を閉じれば映像がうかぶようなそんなページを目指せたらいいなと思っています。
ただ予告なくUPなので、気長にお付き合いくださいませ。
では、またお目にかかれるまでごきげんよう。