月刊紙「さとのこ。2021年・7月号」

投稿月が前後しましたが、今回は昨年(2021年)、私が担当し始めた初期の原稿から紹介していきます。
不慣れだったので今から見返すと恥ずかしくもありますが💦よろしければ一読ください。

【2021年・7月号】

・テーマは「納涼菓子」

中津川市は栗菓子が有名で、中でも中津川市発祥といわれる「栗きんとん」は通販サイトや百貨店での取扱も多く、知名度の高い菓子ですね。(栗料理はまたの機会に)自然に恵まれているこの地方は季節を感じる菓子も多く、その中からいくつか夏菓子をご紹介。

・清流の多い岐阜県の定番:若鮎(5月~8月)
求肥を柔らかな生地で包んだ定番の夏菓子で県内で良く見掛ける。
柔らかい焼皮はうすいどら焼き生地を連想させるほんのり甘味。中の求肥のもっちり感と相性がよくクセになると評判。鮎菓子の原点ともいえる求肥は各店のこだわりもあり、同じ見た目にも工夫を凝らしてあるお菓子。

・水が美しい岐阜県は発祥とも:水まんじゅう
キレイな水を使って何か作ろうと誕生したのが始まりだそうで。大垣市を中心に県内に広がり中の甘味がうっすら透けて見えるので益々に涼を感じさせます。
付知町周辺では、中の甘味があんこだけでなく、ご当地名菓の栗きんとんが入っているものも多く、栗の風味ともっちりとした葛寒天の舌触りが最高の夏菓子。

・ボラの卵巣じゃない!?:からすみ
からすみ=ボラの卵巣の燻製・を思いだしがちですが、付知町周辺のからすみは全く別の食べ物なのです。むしろ、この周りでからすみときいて珍味を想像する人の方が少数です。
米粉に砂糖や黒糖、ヨモギ、クルミなど練り込む。材料によって色も味も異なり家庭でも作れるため種類は多様。弾力があり、しっとりもっちり。時にはねっとりする程やわらかく。

どれも一度は食べてほしい伝統菓子です!!

・市内初!モッフル専門店「もふもふモッフル」https://nijinomori-mofumofumofful.com/

付知町の道の駅「花街道」「産直」と同じ駐車場内にある屋台村。共用の屋根下に腰を下ろしてこだわりの生地をつかった「モッフル」はいかが